Canta! Timor うたえ! ティモール
舞台は南海に浮かぶ神々の島、ティモール ひとつの歌から始まった運命の旅が、音楽あふれるドキュメンタリー映画となった。 この島を襲った悲劇と、それを生き抜いた奇跡の人びと。その姿が、世界中の希望の光を投げかける。
当時23歳だった日本人女性監督は、人ぴとと暮らしの中で現地語を学び、彼らの歌に隠された。 本当の意味に触れてゆく。そして出会う、光をたたえるまなざし。詩のようにつむがれる言葉の数々。 それは観る物の胸をそっと貫き、決して消えない余韻となる。
日本が深く関わりながら、ほとんど報道されなかった東ティモールの闘いをとりあげた。国内初の長編。 自主映画!ながらも感動は国境を越え、5カ国100ヶ所以上の試写会で会場が心を震わせた、愛すべきエチュード。
3.1 1以降の日本人のき方のヒントが、この映画にはつまっている。
東ティモールで耳にした、ある青年の歌。日本帰国後もメロディーが耳に残って離れない。 監督達は青年を探すための島へ戻る。そして、一つの旅が始まったー
「ねえ仲間達。ねぇ大人達 僕らのあやまちを大地は知っているよ。」
歌はこう始まっていた。 直接的な言葉を歌えば命に危険が及ぶ。インドネシア軍事統制下にひっそりと歌われた歌だった。 青年に連れられて、監督達は島の奥へと入っていく。 そこに広がるのは、精霊達と共にある暮らし。青い海、たわわに実るマンゴー、はじけるような笑顔の人々。 常夏のおおきな太陽に照らされ、深い影を落とすのは、人々の命を奪った軍事侵略。 報道にのらない地下資源ビジネス、日本の驚くべき行動。 3人に1人が命を落としながら、彼らが守りぬいたものー
『悲しい。いつまでも悲しみは消えない。でもそれは怒りじゃない。怒りじゃないんだ。』
「人は空の星々と同じ 消えては空を巡り また必ず きみに会える」
弾丸が飛び交う中、人々は命をわけるように助け合い、そして笑い、歌った。 大地に生かされ,輪になって踊る、遠く輝かしい風景。 いつのまにか、ティモールの旅はそっと監督達に問いかける。 愛すべきふるさと、日本の島々の姿をー
日時: 2015年1月18日(日)14:30~17:00 (受付開始14:00)
場所: イルチブレインヨガ豊田スタジオ 豊田市小坂本町1-8-7ベルトピア豊田1ビル6階
費用: 前売り1,200円(税込)、当日1,500円(税込)
電話: 0565-34-5556(要予約)
定員: 15名
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